●SCCカート版  SCCカートを用意してください。ROMデータはページ1およびページ1+ページ2(4000H〜BFFFH)のもののみ対応です。SCCカートはスロット#1または#2(両者ともプライマリ)に入れておいてください。 起動方法(DOS上で) スロット#1の場合 A>SRM ファイルネーム スロット#2の場合(オマケ) A>SRM2 ファイルネーム  ファイルデータ型式はターボR版のそれと同じです。ファイルはかならず1つのファイルである必要があります。ファイルサイズを自動判別して読み込みます.  SCCカートは、コナミ独自のSCC音源が搭載されています。ということは、SCC対応ROMソフトを動かしたいのが願いだと思います。これはSCCカート改造で出来ます。改造はSCCカートを開けてラムを1Mbitになるようにラム増設すればOKです。SCCカート内にRAMが載せれる場所があるのでそこへカート内に載っているものと同じラムを増設します。簡単な改造ですが自ら責任持って改造できる方のみチャレンジしてみてください。その恩恵としてSRMで1Mbitのファイルも指定できます。  さてSCCカートは「スナッチャー」「SDスナッチャー」の2種類が存在します.両者は無改造の場合は動作が違うことが判明しました.そこで「SDスナッチャー」専用版を作りました.ファイルは次のファイルです.使い方はSRMと同じです. SDRM.COM(スロット#1版) SDRM2.COM(スロット#2版)  「1Mbit改造版」「スナッチャー」のSCCカートはSRMを使って下さい. ●原理はどうなってるの?  ターボR版およびSCCカート版ともほぼ同じ原理を利用して完全無敵ROMソフトローダーを実現してます。  ターボR版はDRAMモードでシャドウラムになるページの内容にROMデータを転送することによって実現してます。電源ブッチするとROMデータは消えるのが欠点です。後者も似た原理です。  SCCカート版はRAMモードおよびROMモードを持っているのでRAMモード中にROMデータを転送したのちROMモードに切り替えることにより可能としています。SCCカートは電源ブッチしてもROMデータをしばらく保持しているのでリセットすることにより何度でもROMソフトが動かせます。 ●活用テクニック  完全無敵ROMソフトローダー活用テクニック(笑)を紹介します。う?ヒント集と言うべきかも!?このローダーを使うと便利そうなROMデータもついでに紹介しておきましょう。  ・ターボR版のばあひ  BASICコンパイラベーシック君はページ1のソフトなので転送して使えば裏ラム未使用ということができるでしょう。裏ラムを使わないのでお得ですね。  ・SCCカート版のばあひ  3in1ソフトを作ってみましょう。自作ゲームセレクターをページ1中につくります。そして、ゲームROMソフト(ページ1)を3つくらい用意します。最後に自作ゲームセレクターとゲームROMソフトを連結すれば・・・電源ポンで3つのゲームの中から1つをセレクトして遊べます。あるゲームに飽きたらリセットしてまたセレクトすればまた違うゲームがディスクの遅さを尻目に速攻で遊べます。  あとのテクは、ROMの後差しをしないで安全にROMデータセーブが出来るということも出来そうですね。